一つになる
おかしな人だと思われるかもしれませんが、最終的に人類は一つになると思っています。
ネットに規制をかける?
ありえません。
インターネットによってあらゆる壁が溶けている。国境も性別も人種も何もかもです。
産業の壁も溶けて水平分業型の構造になっらます。
言語の壁すら自動翻訳で難なく取り払われる。
(バベルの塔みたいに神の怒りを買うかもしれませんねw)
最終的には我々は自己の壁をも溶けて一つになると考えています。
今、世界は、社会はメガマシンと化しています。
労働者はその中の一部にしかすぎません。
彼らはアトム化しています。
グローバリズムが広がり、世界規模になった。その中で我々は変えの効く部品にすぎません。
アトム化するとはそういうことです。我々を形作る原子も別にその原子でなければならないということはないですよね。別の水素でも酸素でもカルシウムでもいいわけです。
それぐらい我々は小さな存在になってしまったのです。
逆に単純労働者でない人は変えは効きません。
天才は今は必要です。
しかし、AIが人類を上回ったとき彼らに存在価値はあるのだろうか。
人類最後の発明はより優秀な機械を作り出せるようになった機械です。
それ以降は人間が何かを発明する必要はなくなります。
そうなると、全ての人間が均一的になります。
ただ存在しているだけ、そんな存在です。
自分って何?
自己には言語的自己と身体的自己があると考えられますが、インターネットによってこの二つのバランスは大きく変動しました。
身体的自己の比率はどんどん下がり、言語的自己がより重要になっていく。
最終的には人類は身体を捨てるでしょうね。
機械が作り出す世界では不具合が起きますし、病気や怪我で動けなくなる身体は不便です。
自動運転車で市場は賑わっていますが、私はそもそも移動しなければならないということがかなり不便に感じる。
人は身体を持つが故に物理的な制約を受けてしまう。
身体を持つことはもはや邪魔でしかない。
義体化なんてものはどんどん流行るかもしれません。攻殻機動隊とか鋼の錬金術師みたいなね。
(TEDの義足やBoston dynamics見ると数十年後は本当に機械化できそう)
↑義足
↑Boston dynamicsのロボット
あれを見て不便だと思う人はいませんし、むしろカッコいい便利だと思うはずです。
人間はより機械に近づく。
SFでよくあるようなマイクロチップが頭の中に入るあれは間違いなく起こると思います。
脳が直接インターネットに繋がれる。
すごいことが起きますよ。
記憶は瞬時に共有され、情報が蓄積される。
我々の身体は人類の目となり耳となり手にもなり…
人類全体で試行するようになるかもしれない。
私の意識情報が複製できれば身体も捨てることができます。
身体を捨ててもネットの海で生き続けることができるようになれば、これは一種の不老不死です。(これはどうでしょうね。意識はオートポイエーシスシステムであると私は考えているので、意識コードをそのまま移行できるのか若干疑問があります。)
面倒くさがり
人間なんで分かれてるんですかね。
めんどくさくないですか?
誰も真理にたどり着けていないので、言い争いが起こるのです。
誰もが真理を理解すればいい争いなんて起こりませんからね。
主張しても当たり前だとわかっていますから。
誰も本当に何が正しいのかわからない。
ドラえもんもこのように言っています。
どちらが正しいか分かれば本当にわかっているなら争いは起こりませんし、そもそも人間が分かれているから争いが起こるのです。
立場や価値観が違いますからね。
一つになれば絶対価値になる。相対的なものではなくなります。
悪いがあるから良いが生まれる。
全てものは二面性を持っています。
仏教は中道が美徳とされますよね。
どちらかに偏るのは好ましくない。
人類が一つとなり真理を得た時一体何が起こるのか…
想像もつきませんが、終局的には人類が必ず到達すると思います。
まぁ、私の死んだ後のことですからね。どうでもいいと言えばどうでもいい。
しかし、考えるのはワクワクしますね。
未来の人が不幸か幸福なのかは別にして。