カリギュラ効果
ローマ帝国の皇帝カリグラをモデルにした1980年のアメリカ・イタリア合作映画『カリギュラ』が語源で、過激な内容のため、ボストンなどの一部地域で公開禁止になったことで、かえって世間の話題を惹いたことにちなむ[3][4]という。概ね日本固有の用語である。ちなみにアメリカにはかつて「ボストンでは禁止」 (Banned in Boston) という慣用句があった。
「カリギュラ効果」とは、情報の閲覧や接触を禁止されると、かえって見たくなるという心理のこと。
ローマ皇帝のカリギュラ(カリグラ)をテーマにしたアメリカ・イタリア合作映画「カリギュラ」の内容があまりにも過激なため、各地で上映禁止になり、かえって話題になったことにちなんでいます。
顔などにあえてモザイクをかける、雑誌の袋とじ、「本当に興味がある人以外は買わないでください」などのキャッチコピーも、「カリギュラ効果」を狙ったものです。
「絶対に押すなよ!」とか「絶対に見ないでください」と言われれば、押したくなるのが人間ですよね。
「ダチョウ倶楽部」でも「鶴の恩返し」でもわかるように、人間は禁止されるとかえってやってみたくなってしまう生き物なのです。
テスト期間中に部屋の掃除をしてしまうみたいなものですね。
抑圧と発散の原理です。
抑圧されるとストレスがたまり、発散してくなるのです。
人間のストレス発散方法の本質はこの発散なのです。
歌を歌う。汗をかくなどが典型的なものです。
ネットでみるカリギュラ効果
○○してみた結果w
ワイの給料明細w
このようなタイトルのまとめサイトが多いですよね。これも一種のカリギュラ効果を狙ったものと思われます。
彼らも非常によく考えていて、ユーザーが興味を抱くようなタイトルをつけているのです。
カリギュラ効果を意識したキャッチコピー
キャッチコピーでよく使われるものとしては全米が泣いたという表現。
このようにふわっとして内容がわからないようにすることが重要ではありますが、本質と違うことを伝えても見た後の評価が悪くなってしまうので、的確にされど短く、覚えやすく、ほのめかすことがキャッチコピーにおいては重要になります。
糸井重里さんのキャッチコピーはとても短く、簡単な言葉が多いですよね。
これは非常に的確に短い言葉で表しているとも言えます。
そして、短いが故にほのめかす程度にしか内容が伝わらないのです。
非常にキャッチコピーに向いているキャッチコピーを考えており、さすがプロのコピーライターと言った感じです。
皆さんもこのカリギュラ効果を意識してタイトルやキャッチコピーを考えてみてはいかがでしょうか。