B! ゴロビシャ ネメシスの使い魔

【必見】オタクはすでに死んでいる(オタク文化論)

オタクはすでに死んでいる

2008年にオタキングこと岡田斗司夫さんが書いた本のタイトルだ、

オタクは死んだのか?

私は死んではいないと思う。オタキングの言っているオタクとは狭義の意味(昔のオタク)のオタクだと思われるので、そう言った人々は細々とどこかで生きているだろう、いわば絶滅危惧種みたいなものだ。

 オタクと言う言葉の範囲

そもそも、オタクと言う言葉で大多数の人間を一括りにしていることが問題なように感じる。

なぜならば、生きた時代もサブカルチャーに入り込むバックグラウンドも、好みも全く違う人々がいるにもかかわらず、アニメや漫画、ゲームが好きだからと言う理由でオタクにカテゴライズするのは無理がある。

萌えアニメが好きな人、SFアニメが好きな人は全く別物だ。

確かに、両者ともにアニメが好きと言う共通点はありますが、あくまで、アニメというのは媒体にすぎない。

伝えている情報は全く異なるものだ。

例えるならば、こんな感じ。

テレビを病的なほどに見ているからあの人はオタクだと言われる世の中だと仮定した場合に、当然テレビを見ている人はなんだそりゃって思うだろう。

テレビはただの番組を映す媒体であってそれ自体はなんの情報も持っていません。

テレビの中でアニメや映画、ドラマ、バラエティー、ドキュメントなんかがあるわけで。

しかも、そのアニメや映画や…にも様々なジャンルがあるわけだ。

やはり、一括りにしてオタクと呼ぶのはかなり無理がある。

 

 オタクと言う言葉には広義の意味と狭義の意味があるのだろう。

広義の意味のオタクとは、サブカルチャーが好きな人全般を指す。

他方、狭義の意味でのオタクは岡田斗司夫氏が思い描くようなオタク黎明期に繁栄した硬派なオタクだ。

非常にややこしいので、私は新しい名称をつける方が良いのではないかと考えている。

 候補としては、旧オタク若しくはオカダというものを提案したいのだが、どうだろうか。

今回はオカダと呼ぶことにしよう。

このオタクとオカダの関係は生命の繁栄と絶滅のようなものだ。

オカダの繁栄と衰退

今回は霊長類を例にして関係をわかりやすくする。

参考画像は現在知られる範囲で世界最古の霊長類と云われているプルガトリウス(Purgatorius)

今回の話でいうところのオカダ

f:id:createday:20171221023002j:image

↑太古のオカダのイメージ

この生物をオカダだと想定しよう。

 オカダは爆発的に繁栄し、オタク界を作りだし繁栄、支配した。

しかし、オタク界の中でそれぞれの環境に適応した個体が出始める。そして、分化し生物種が爆発的に増えた。オタク界に多様性がもたらされたわけである。

f:id:createday:20171221022748p:image

こんな感じに。さしずめ、オカダはキツネザル下目あたりか

そして、淘汰が始まる。数が多いもの、強いものが生き残り、弱いものはどんどん個体数を減らして行く。

 オカダは他の種類に環境を奪われ絶滅の危機に瀕している。最悪、絶滅している。

オタキングが言いたかったことはこういう事だろう。

f:id:createday:20171221023642j:image

↑現在のオカダ。昔からあまり姿を変えずひっそりと暮らしている。

 

生物界では優秀なものが生き残るのではなく、環境に適したものが生き残るのだ。

それはオタク界でも同じこと。

確かに、オカダは知能が高く素晴らしいものを作り出していた。 しかし、環境に適さなかったか、若しくは繁殖能力が低かったため、大幅にその数を減らして行ったのだろう。

しかし、絶滅したとは考えにくいし、生き残っていると私は願いたい。

彼らは必ずこの広いネットの海の片隅に今も生きている。

私が趣味としている個人サイト巡りでオカダのような個体を見てきた。

幻、勘違い、思い込みによるものかもしれないが、私はオカダである確信している。

結論、オタク(オカダ)は死んでいない。

 

 関連

 

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

www.sophiacreeks.com

 

 

ようこそ!名無し文学部へ
楽しんでいってください。