B! ゴロビシャ ネメシスの使い魔

人気、有名になると冷める理由(ダンゴムシであれ)

隠れた名店的な何かになりたい

んーやはり1つ思うのは、私はダンゴムシのような存在でありたいなと言うことです。読者数はいらないかなーと…重要なのは数なんかじゃないんですわな。

あんまり人に見られるのは好きではないと言うのは間違いなのですが、私は自分勝手にやりたい人間なんですよね。非常にわがままですよね。こんなことを言っているのは99%社会不適合者なのですがね。やっぱり個人の思想や考えと言うものをダイレクトに伝えるには、他者がいるとどうしても人間は萎縮してしまうため、フリーな状態が好ましいんですよね。なので観測者なしで好きなことをベラベラと言える方がいいんじゃないかなぁと個人的には思っています。まぁ、別にそこまで変なことを言うつもりはないんですけどね。

人気になると覚める理由

マイナーなものにカルト的な人気が出るのは、それを理解できるマイノリティー感、スペシャル感を味わえるからなんですわ。平凡な人間には普通じゃないということが何より羨ましく、喉から手が出るほど欲しいものなのだ。それが、今日のファッションオタクやファッションADHD、ファッションホモを作り出す要因になっている。

しかし、コンテンツが人気になってくると人間誰しも冷めてしまうものだ。

理由は、自らの希少価値が下がるからだ。

供給が増える=価値が下がる

カルト的な人気を博していたものが、だんだんと世に知れて、有名になって行くと冷めてしまうあの感じです。

地下アイドルの時から応援していたのに、いつのまにか何も知らない、いわゆる「にわか」が大量に湧き出てだんだん遠い存在になってしまうアレです。

アニメでも、隠れた名作が大々的に掘り返されると嫌になるアレです。いや、こちとらリアルタイムで正座しながらテレビの前に座って、ネットであれだけすごいと言ってたのにお前ら見向きもしなかっただろみたいなね。

ここなんだよなぁ〜

結局、AKBがなんで売れたかっつーと、ファンと距離が近いからなんだよ。

初期のAKBはどこにでもいそうなしょぼい地下アイドルのなわけで、他に大勢ファンがいるわけではないから、一人のファンでもある程度の価値があるわけ。

希少価値ってやつですわな。

よくいる、オタクをステータスだと思い込んでしまう人は結局オタクと言う希少性が欲しいですよね。何もない平凡な人間からすれば普通じゃないのは凄く羨ましいんですよ。隣の芝生は青いってやつですね。

それは否定しないし、むしろ推奨する。生き残りたければ差別化することは間違いなく必要になる。

ただ、オタクに関しては適当にアニメ見てオタクですって言えばそれでおしまいだから、誰でもできるし、簡単にオタクになれるわけで、多くの人が希少価値を求めて飛び込んだ結果、オタクってのは大量発生して市場価値が下がり、陳腐化しちゃって、ただの迷惑かけるキモいやつになってしまったわけだ。

だから、昔のオタクと今のオタクはかなり違うものになってしまっている。

 

 

いつの時代も我々の価値観というものは需要と供給の関係で成り立っている。

ダイヤモンドは美しいから高価なのではなく、珍しいから高価なのだ。

だから、誰からも知られる、手に入る存在には価値がない。

こっそりと、そして誰にも負けない輝きを石ころの下で発し続ける。

それが大事。

このブログは大学で友達がいない、ぼっちの陰キャラくんに自信をつけてもらえるような場所でありたい。クラスの人気者も知らない自分だけが知っている、自分だけが良さを理解できるそんなものを私は作り提供しなくちゃいけないし、作りたい。誰だって人間はオンリーワンになりたいんだよ。そうじゃなきゃ悲しいもんな。必要とされていないみたいでさ。

幸いなことに私は承認欲求も歳をとるごとに消えていく。

いいことだ。石ころの下でご隠居するにゃちょうどいい。

あとは、光り輝けるかってところだが、残念ながら、光を放ちそうなのは頭ぐらいなもんだわな。(反射する光が必要だから、石ころの下で輝けないのだが)

ダンゴムシより蛍の方がいいかも知れねぇなぁ。しかしな、蛍も夜はとても綺麗に見えるが、昼間はゴキブリと大差ないわけよ。

アレは、見えていないからこそいいのよ。村上春樹も画像検索しちゃいけねぇってもんよ。

やっぱ、素晴らしいものほど隠すべきだ。そう考えると、女性は美しいからこそ隠さなければならないというイスラムの教えは正しいのかも知れねぇな。

ようこそ!名無し文学部へ
楽しんでいってください。