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絵本は儲かるのか?福音館書店の年収はなぜ高いのか-出版不況でも儲かる出版社の特徴-

福音館書店とは

福音館書店本社

 福音館書店(ふくいんかんしょてん)は、東京都文京区に本社を置く児童書を中心とした出版社である。略称「福音館」。

福音館書店(ふくいんかんしょてん)

www.fukuinkan.co.jp

どんな絵本があるのか

ぐりとぐら

「ぐり」と「ぐら」

いつも仲良しで、お料理することと食べることが大好きな2ひきの野ねずみは、野菜作りが得意なナチュラリストでもあります。ふたりはきょうだい? ともだち? じつは、ふたごのきょうだいなんです。

どっちが「ぐり」で、どっちが「ぐら」かって? 

青い服がぐり、赤い服がぐらです。
表紙の並び通りってことですね。

ぐりとぐら」が生まれたのは1963年。はじめはお母さん・お父さん向けの雑誌「母の友」で、読み切りのおはなしとして登場しました。その時のタイトルは『たまご』です。その年の12月に、月刊絵本「こどものとも」(93号)で絵本『ぐりとぐら』が登場し、「ぐり」と「ぐら」はたちまち人気者になりました。ふたりのつくった黄色い大きなカステラは、今も昔も子どもたちの憧れです。

ぐりとぐらは海をわたる

ぐりとぐら

ぐりとぐら」のおはなしを楽しんでいるのは、日本の子どもたちだけではありません。アジアやヨーロッパのいろんな国のことばで訳され、世界中の子どもたちに楽しまれています。

エルマー

「エルマーのぼうけん」シリーズは、りゅうの子を助けに行った9才の男の子エルマーが、機転をきかせて危機をのりこえていく冒険物語です。1948年から51年にかけてアメリカで出版され、半世紀以上たった現在でも多くの子どもたちに愛されています。

 

勇敢で心優しい男の子の冒険物語

9歳の男の子エルマーは、親しくなったのらネコから、「どうぶつ島」で野蛮な動物たちにとらわれている、かわいそうなりゅうの子どもの話を聞きました。りゅうの子を助けにいくことにしたエルマーは、チューインガム、むしめがね、はぶらしなど、リュックに入れて持ってきた身近な道具を使いながら、機転を利かせて危機を切り抜けていきます。

   

母娘で作り上げたエルマーの世界

幼い頃からお話を考えるのが好きだったルース・S・ガネットさんは、22歳のときに『エルマーのぼうけん』を書き始めました。秋からスキー場のロッジでアルバイトをしていた彼女は、雪が積もるまでの間、お話を描くことにしたのです。挿絵を手掛けたのは、彼女の父親と再婚し、義理の母となった挿絵画家のルース・C・ガネットさん。母娘の共同作業で『エルマーのぼうけん』が生まれたのです。

   

エルマーのリュックの中には…

チューインガム、ももいろのぼうつきキャンデー2ダース、わゴム一箱、黒いゴム長ぐつ、磁石が一つ、歯ブラシとチューブ入り歯磨き、虫めがね6つ、さきのとがったよく切れるジャックナイフ一つ、くしとヘアブラシ、ちがった色のリボン7本、『クランベリいき』と書いた大きなからのふくろ、着替えを何枚か、船に乗っている間の食料(ピーナッツバターとゼリーをはさんだサンドイッチを25と、リンゴを6つ)。

エルマーを書いた人

エルマー

「エルマーのぼうけん」シリーズについてもっと知るのにぴったりなのが、作者のルース・S・ガネットさんへのインタビューをまとめた『「エルマーのぼうけん」をかいた女性 ルース・S・ガネット』です。幼少期の思い出から執筆時の思いまで、「エルマーのぼうけん」シリーズをさらに楽しめるエピソードが満載の一冊です。

魔女の宅急便

13歳の満月の夜、魔女の子キキはひとり立ちの旅に出ました。 使える魔法はほうきで空を飛ぶことだけ。たどり着いたコリコの町で、空飛ぶ「宅急便屋さん」をはじめます。 人々の思いをのせたさまざまな荷物を届けながら、キキは、喜び、悩み、そして成長していきます。

魔女の宅急便について

ひとり立ちした少女の成長の物語

お母さんは魔女、お父さんは普通の人、二人の間に生まれたキキは、魔女として生きていくと決心し、13歳の満月の夜にひとり立ちの旅に出ます。たった一つ使える魔法、ほうきで空を飛べるということを活かして、空飛ぶ「宅急便屋さん」を始めたキキは、パン屋のおかみさんのおソノさん、不思議な事が大好きな男の子とんぼさんなど、さまざまな人と出会いながら、魔女として、人間として、少しずつ成長していきます。

   

女の子の落書きから飛び立ったキキ

キキという名の魔女は、小さな少女のかいた落書きから生まれました。その落書きの魔女はほうきにのり、柄にラジオをさげてとんでいたのです。ほうきの房の一部は三つ編みになっていて、ラジオのまわりには音符がとびはねていました。 「可愛い。音楽聞きながら族の魔女なんて、今てき!」 そう思った角野さんは、その小さな魔女を「キキ」と名付け、第一作目「魔女の宅急便」が誕生したのです。

   

少女からお母さんに

24年にわたって紡がれ続けた物語の中で、少女から大人の女性へと、少しずつ成長していったキキ。第1作目の『魔女の宅急便』では13歳の少女でしたが、第6作目の『それぞれの旅立ち』では、なんと双子のお母さんに! 発売当初からの読者たちと一緒に成長し、「悩めるお母さん」となったキキ。13歳を迎えた個性豊かな子どもたちは、それぞれの決断を下し、いつかのキキのように旅立っていきます。

なぜ絵本は儲かるのか?

 絵本が売れる理由はどの年代にも読まれ、なおかつ永続的に売れ続けていくからです。

また、絵本は文字が少なく、なおかつ容易なので外国語に翻訳しやすいという特徴があります。

日本の市場だけではなく、海外にも売っていけるため市場規模が大きく多く売れるということです。

絵本にはこの2点で他の本とは違った特徴があり、ロングテールで売れていくという特徴があります。

今までの仕事がじわじわと大きくなり、ほぼ勝手に稼いでくれるような存在であるために、絵本や児童書を中心としている福音館書店は儲かり、年収が高くなるということです。

 

ちなみに、絵本は他の本と違い売れ行きが唯一伸びています。

少子化でも絵本が売れる理由は大人も多く買うからです。

大人の絵本と呼ばれる絵本は数多く発売されてブームになったことがあります。

このブームからも絵本は子供だけが読むものではないことがわかると思います。

 

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www.sophiacreeks.com

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