あなたが死ぬ時
失敗しても後悔しないことはわかっていました。そして、自分のアイデアを試さないことの方が後悔するだろうというのもわかっていました。 (中略) 80歳になったあなたが、あなたの過去を振り返るとします。そのときに最も心に残っていること、思い出すことは、あなたが下してきた数々の決断であると私は信じています。あなたが何を選ぶかが、あなたが下す決断が、「あなた」をつくっていくのです。
byジェフ・ベゾス
あー怖い。何が正しくて、何が間違っているのか。後悔するんじゃないか。
そんな感情が渦巻いています。社会人になるに当たってまず第一の決断と選択が迫られる就職。
世の中どうなるかわからない。だからこそ、好きなことをやろうというのはわかるが、やはり、安定した生活を望むのもまた事実。
出来れば、両方美味しいところをいただけるといいんですけどねー。
よく、聞くのはベンチャーか大企業かって話ですが、個人的にはなんだかんだ大企業の方がいいと思うんですよね。
福利厚生とか、教育制度見てもやっぱ大手の方が手厚いし、給料も良い。
ベンチャーだと、当たればすごい給料が貰えますが、当たらないとしんどいと思います。まぁ、ベンチャー行く人は業務内容が好きだから構わないって感じだと思いますが、やりたい仕事がない人は無難に大企業行ったほうがいいと思います。あと、大企業に居ながらでもベンチャーごっこは出来ます。
副業で頑張るとかね。
これはあくまで私の考えだから、正解ではない。死ぬ前に後悔するかもしれない。
でも、正解なんてわからないよな。死んで初めてわかる。選択と決断の価値がね。
意識高い系だった人が結局企業に戻ってる
結局ねー。意識高い系の人ってある時、ふと正気に戻ってベンチャー辞めて普通の企業に就職してるんですわ。
要するに、甘い世界ではないってこと。その人は意識高い系だけど、旧帝大の出身で頭は良い、優秀な人だった。それでも、ベンチャー辞めて普通の企業に入るわけ。ただの無能で意識高い系は絶対後悔するから、ベンチャーに行くのは辞めときな。ベンチャーだって意識高い系雇ってる余裕ないし、やる気ないならはっきり言って迷惑だよ。ベンチャーに行く理由は本当にやりたいことができるかどうか。
しかし、多くの学生は働いたことがないわけで、本当にどの仕事がやりたいのか、向いているのかなんてわかんないんだよね。働いた経験なんて、アルバイトぐらいだしね。
つまり、博打に近い。やったことがない仕事をイメージだけで考えるのは危険。
憧れていようが、なんだろうが、やっぱり、向き不向きはあるよ。
それがわからない以上、ベンチャーに行くのはあまりに無謀だと言える。
ファーストキャリアは本当に大事だ。ベンチャーで活躍すれば、転職も容易になる。
しかし、活躍の場は何もベンチャーだけではない。大企業の方が、海外を経験できるし、大きいこともできる。
ベンチャーだと難しいよ。直にビジネスに触れられるっていうのは大きいけどね。
それから、ベンチャーに入ったからと言って役職につけるのかっていうのは微妙だ。
多くのベンチャーの役員見ていると、みんなアクセンチュアとか、マッキンゼーとか三井物産とかさ。
結局、職歴のあって優秀な人が外部から引っ張られたりすることの方が多い。
起業家ならまだしも、ベンチャーは割に合わないと思うんだよね。起業の勉強だと思って入るところだと思う。それなら、別に総合商社でも良いなってなるし、ベンチャー入る意義は本当にやりたい仕事ができるか否かってことなんだろうな。
自分の選択と決断に自信を持って
未来なんてどうなるかわからない。ダメだったらそれは運がなかった。それだけのことだ。
あの時こうしていれば…
そんなことを思うこともあるだろう。でも、自分の選択と決断はその時の自分が最大限考えた結果なのだから、自信を持って欲しい。
結局、人間ってものは曖昧で、最後に成功すれば今までの選択や決断が全て肯定されるんだ。だから、自分の選んだ道を悔やむことなく、突き進んで欲しい。どうせ後には戻れないのだから、我々は進むしかない。
大丈夫。きっと上手く行くよ。