るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 追憶編
こちらは正確にはOVAですが、全4話で劇場での公開も限定的ですが、行われたので、入れました。
個別で記事にしているので、どうぞ
アニメの最高傑作るろうに剣心の魅力を語る評価感想あらすじ - 名無し文学部@リンドウ社会文化研究所
剣心の出生から不殺を誓うまでを描いている。 OVAは原作のギャグテイストを排除した徹底したシリアスな作風で、キャラデザも全くの別物。少年漫画テイストを大幅に削減しているため、技名を詠唱するような演出はカットされている。TVアニメでは描かれなかったような凄惨な描写も多い。
風景や生活描写や美術・演出の美しさ、BGM、静と動の使い分けに秀でたそのクオリティの高さは現在まで評価され続けている。
追憶編での剣心
テレビシリーズとは全く毛色が異なり、非常に暗く、シリアスな作品となっており、るろうに剣心というよりかは、それを元にしただけの全く別作品である。
アンチテーゼというわけではないですが、テレビシリーズとは明らかに作品自体が違う。
数多くの大河ドラマがあるが、その中でも群を抜いて完成度が高く、ここまでのものをアニメで表現してしまったのであるから、ドラマの立場がない。
14: 名無しさん@おーぷん 2014/05/30(金)08:22:38 id:DfSDZLeWS追憶編の出来があまりにすごいから世界で日本史を学びたいという学生が増えたらしいな。世界では日本は日ロ戦争まで出てこないし、アメリカが開国するまでは原住民レベルだと思われていたから。
17: 名無しさん@おーぷん 2014/05/30(金)08:25:11 id:T4LLwOvbF>>14
そういえばドイツの有名大学の教授が追憶編のDVDを教材に講習会やってる写真をブログにあっぷしてた
26: 名無しさん@おーぷん 2014/05/30(金)08:37:08 id:a9rSfksZD
完璧すぎるアクション、ストーリー、演出。すべてにおいてここまで完成された作品は少ない。ぜひ、すべての人に見てほしい作品です。
鼻水垂らして泣きました。本当に素晴らしい。
ちなみにもう一つのOVA作品である星霧編もすばらしいです。
ただ、原作とはストーリーが全く異なるので、賛否両論です。
私はあの結末こそがるろうに剣心のあるべき結末だと思いますが、原作者は別の回答をしているので、難しいところです。
星霧編
もう一つのOVAです。
テレビシリーズとは結末が全く異なり、もう一つのるろうに剣心と言えます。
こちらも非常に素晴らしい作品です。私はこっちの結末のほうが好みです。
主人公は報われませんが、彼は人斬り。正義のためとは言え多くの者の幸せを奪ってきたのは事実です。
弱き者のために戦い続けた剣心がぼろぼろになる様は見るに堪えないかもしれませんが、それが人斬りの末路だとも言えます。
この世界の片隅に
日本人なら見てほしいアニメ映画です。
世界の片隅で人間の生き様を目に、人は何を思うのか。
戦争は日常で、特別でもなかった。そんな時代。私たちは何も変わらない。
いつの時代も人間の心は変わらないのです。
主人公たちは呉に暮らしており、直接原発の被害を喰らった地域ではありませんが、ありふれた日常の中に突如閃光がほとばしり、大きなキノコ雲がもくもくと膨れ上がる映像には背筋が凍りました。
映画館で観ましたよ。これが貰えました。
近年稀に見る傑作でした。
最近のアニメガチでおもんないのでこういう作品が増えて欲しいですね。
AKIRA
世界を震撼させた伝説のアニメAKIRA。
オタク名乗ってるくせに見たことないなんて、ありえないよなぁ!
劇場版機動戦艦ナデシコ
主役はテンカワアキトから星野ルリにかわり、テレビシリーズから二年後の世界を描いた物語。
「君の知っているテンカワアキトは、死んだ」
劇場版でのテンカワアキト
ナデシコを降りた後、屋台ラーメン屋をはじめる。そのうちにユリカとの結婚を決意。彼女の父である御統コウイチロウをラーメンの味で納得させ、ようやく結婚。だが、新婚旅行中、「火星の継承者」に拉致されてしまい、ユリカと引き裂かれて生体実験の材料にされてしまう。その実験で味覚をはじめ感覚をほぼ失う。その後、ネルガルのシークレットサービスに救出されるも、ユリカの救出と復讐を誓い、ネルガルの協力のもと、ヒサゴプランにより建設されたコロニーを破壊していく。
築き上げてきたモノをすべてぶち壊す
1.アキトのアイデンティティーの獲得と、直後の喪失
「半端モノ」というのが、テレビ版アキトの、エリナ=ギンジョウ=ウォンからの評価でした。確かに、この言葉がテレビ版アキトのすべてを物語っていると思います。コックとしても中途半端なのに、パイロットもさせられてしまう。しかも、そのどちらの能力も専門には当然劣る。
しかし、彼の本来の目指す道は料理人でした。白鳥ユキナをかくまうために戻った中華料理店では「10年早い。だが、100年早いヤツが大きい店構えている」という評価を受けて一応認められ、さらに、屋台ラーメンでの修行を経て、ユリカの父に認められます。料理の腕が彼のアイデンティティーならば、ここでようやくそれを手にしたことになります。つまり、自分は認められたのだ、ということです。
ところが、その直後、「火星の継承者」の研究者の手によって、せっかく獲得したアイデンティティーを失うという不幸が彼を襲います。せっかく築き上げてきたモノ、しかも、テンカワ=アキトがテンカワ=アキトであるために必要な能力である味覚を失ってしまうのです。しかも、自分の過失でなしに。
2.愛する人との結婚と、直後の別離
「アキトはユリカが大好き」という無権代理行為と「ユリカはアキトが好き」という追認ではじめから有効なものとなった最終回。その後、おしかけ女房のような形でしたが、二人は同棲をはじめ、愛を深めあっていきました。そして、昼下がりの土手でのプロポーズ、ラーメン対決を経て、二人はようやく結ばれます。生活も仕事もこれから順風満帆という矢先に、不幸な事件でふたりは引き裂かれてしまいます。
本来ナデシコで描きたかったものはおそらく劇場版のナデシコだと思います。テレビシリーズではシリアスながらも、ギャグあり、ハーレムものの要素が強くそれが世間的に受けたわけですが、本来クリエイターが描きたかった本質的なものではなかったのかもしれません。
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊
面白いと感じたなら、次はGHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊を見ると良いでしょう。個人的に攻殻機動隊の作品の中で最も好きなのがこの攻殻機動隊GHOST IN THE SHELLです。
押井守監督の作風が気に入れば墓までもっていきたい作品となることでしょう。
作風が合わなければ、そこまで面白いとは感じないかもしれません。
イノセンス
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊の続編にあたります。
ハダリが怖いですが、素晴らしい演出と映像美は生きてるうちに見たほうがいいです。
↓ 個別記事で紹介しています
アニメ最高傑作攻殻機動隊Ghost in the shell、イノセンスを語る感想評価解説 - 名無し文学部@リンドウ社会文化研究所
機動警察パトレイバー 2 the Movie
伊藤和典氏の素晴らしい脚本。パトレイバーは面白い白いですが、特に映画のパトレイバー2
は本当に面白い。
王立宇宙軍 オネアミスの翼
エヴァやナディア、トップをねらえを制作したガイナックスの作品です。
素晴らしい映像美。これだけで価値があります。
本作の企画母体となったのは、日本SF大会のOPアニメを製作するために組織されたアマチュア映像集団「DAICON FILM」です。
DAICON IVとは、
1983年に開催された大阪では4回目の開催となる第22回日本SF大会の愛称。 「大」阪「コン」ベンションの「4」回目だからDAICON IVである。
DAICON IVとは、DAICON IVのオープニングで放送された自主製作アニメの事。
ややこしいな…
概要
内容もさることながら、それ以上に凄いのが制作したメンバーである。
制作したDAICON FILMはガイナックスの母体となったサークルであるため、 岡田斗司夫、武田康廣、庵野秀明、赤井孝美、山賀博之、板野一郎、平野俊弘、垣野内成美 といったガイナックス初期のメンバーが勢揃いしている。
電車男のオマージュとしても使われました。
これまた制作はGONZO
パプリカ
これは夢か現実か?映像化不可能と言われた原作を見事アニメ化。日本のアニメーターの集大成といっても過言ではないその映像に驚かされます。
東京ゴッドファーザーズ
パーフェクトブルー
千年女優
千年女優はぜひ女性に見ていただきたい作品です。
今敏氏の映画はオタク向けだと見られているようですが、全く違うと思います。
特にこの作品は女性に見て欲しい。
ホラー要素もありません。描かれるのは一人の女優の人生。ただそれだけです。
それだけですが、彼女の人生は役を演じた数だけあるのです。
そう、演じた数だけの人生が。
この作品も平沢進氏の曲が使われています。
聲の形
聴覚障害を持つ少女とその周りのストーリーを描いた映画です。
イジメの描写などキツイ場面が多いですが、素晴らしい作品です。
「この世界の片隅に」と同じ年に公開されてましたので、アニメ映画が豊作だった年だということを今でも覚えています。