はてなブログで小説を作る
前にGitHubを小説制作に使用するという記事を見たことがありました。
私は前々からはてなブログを使った小説の作成する実験を行なっており、これもまた便利だと感じたので、今回ご紹介したいと思います。
まず、小説家になろうの場合1話ずつしか制作できず、不便だなと感じていました。また、画像を挿入する際にも「みてみん」というサイトにアップしてから、張り付かなければならず、非常に面倒くさかった経験から、物語の序章までを小説家になろうでも公開し、そこから続きははてなブログでという形にしようと思いました。
その方が何かと便利なのです。
小説家になろうで小説を作るよりも遥かに、楽で、利便性がのがはてなブログを活用するやり方です。
はてなプロならバックアップ機能が豊富
小説家になろうでも、バックアップは存在しますが、回数的にははてなプロの方が多く編集履歴を残せますし、どこまで直したか、把握しやすいです。有料にはなりますが、すでにブログを書いている人であれば、10個もブログを使い切ることは難しいので、1つぐらいは空きがあるのではないでしょうか?
スマホ版の有無
はてなのアプリは非常に使いやすいです。UIもわかりやすく、これ以上に使いやすいブログは存在しません。それほどはてなブログのアプリは優れています。
なろうでは投稿できないので、はてなブログの方がいつでもどこでも投稿も修正も編集も可能です。また、スマホからの入力では、音声認識が使いやすく、文章生成を効率化できます。
妄想をつぶやく程度でいいので、話して文章を作るのもいいと思います。いかに文章表現することが難しいか痛感しますね。
画像の挿入が容易
小説家になろうでは、画像を挿入する際にも「みてみん」というサイトにアップしてから、張り付かなければならず、煩雑です。
はてななら左下にあるカメラアイコンを押して画像を選ぶだけ。非常に簡単に画像を貼り付けることが可能です。
また、https、httpで違いがあると、画像の埋め込みが上手くいかないので、はてなで統一させた方が良いと思いました。
広告の操作が可能
小説家になろうでは絶対に広告が付きますが、はてなブログは有料のプロであれば、広告を消すことができます。
あってもなくても変わりませんけどね。むしろ、自分で広告をつけれるという点にメリットがあります。
小説家になろうや他の小説投稿サイトは書籍化だけをインセンティブに多くのユーザーは小説を書いているため、あまりにも旨味が少なく、エタる可能性が高いですが、その作品ごとに広告をつけることができれば、ある程度の収益化が出来ますし、やる気も起きるため、完結しやすくなります。
1話1話作るたびにpvが増えるとすれば、かなりのモチベーションアップに繋がると思います。
話の管理は投稿時間で簡単に操作可能
投稿の順番は容易に変更可能です。投稿時間を編集すれば順番を変えることが可能ですから、この機能を使えば、話の順番を変えたり、途中に新たな話を追加することもできます。
その点は心配ありません。
ただし、urlに変化が生じる可能性があるので、SEO上のデメリットは存在するかもしれません。
デメリットは章で分けられない
唯一のデメリットは章を分けることができないことです。
これは正直どうすることもできないので、うまくカテゴリー分けするといいと思います。そこまでデメリットには感じませんけどね。
インデックスページが作れない
はてなだとインデックスページが作れません。記事一覧になります。
これは別でトップサイトや公式サイトを設ければいいのでそこまでこだわる必要もないと思います。HTMLがわかる人であれば、簡単に制作できます。
問題はどうやって集客するか
これはブログやら、SNSやらで宣伝するしかありません。
そこが問題ですね。なかなか難しいです。人がある程度いる小説家になろうの様なサイトで活動した方が読んでもらいやすいと言うのはありますが、正直厳しい。
お金を払ってインフルエンサーに紹介してもらうとか、ある程度規模の大きいブログに紹介してもらうとか、そういったことをやらないと無理だと思います。とにかく、まずは知ってもらうこと。個人的にはブログをオススメします。入り口はとにかく広くして、少しでも知ってもらい、ファンを増やしていくしかありません。