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【要約】人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番! 人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番! 吉川英一 著

人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番!

人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番!

吉川英一 著
<内容紹介>
いつも開店休業状態に見える「街の不動産屋」は、なぜつぶれないのか? 実は、不動産屋ほどラクに儲かる商売はない。実務経験がなくても始められ、自宅でも開業できる。そして、弁護士報酬を優に超える仲介手数料が簡単に手に入る。売買の仲介をメインにした不動産屋なら、年に数件成約するだけで十分食べていけるのだ

簡単に合格できて、簡単に稼げる「最強の資格」は何か?

 サラリーマンをこのまま続けていても仕事はきつくなるばかりだし、求められることは増える一方だし、いつまで今の会社で生き残れるのか不安に感じている人は多いと思います。

 とくに、増えるノルマや残業に耐え切れず、病気になり出社できなくなってしまった仲間を見ていると、次は自分の番かもしれないという不安がよぎります。

 そこで、「将来に備えて今のうちに資格でも取りたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。

 新年度に当たる4月や新年を迎えてお正月が過ぎた頃、ユーキャンのチラシやフリーペーパーをやたらと目にしますが、一念発起して何かにチャレンジするには、とてもいいタイミングだと思います。

 一口に資格といっても、弁護士、公認会計士、税理士、司法書士不動産鑑定士などの超難関資格から、実務経験もいらず四者択一のペーパー試験だけをクリアすればすぐに開業できる資格までさまざまです。

 そんな数ある資格の中でも、テキストと練習問題をやるだけで比較的簡単に合格でき、実務経験がなくてもほぼ毎日遊んでいるだけで割と簡単に稼げる「最強の資格」があります。

それは、宅地建物取引士です。

不動産屋に入る驚きの仲介手数料収入

「不動産屋」というと、一般的にはうさん臭い山師的な職業で、海千山千のそんな世界には絶対に足を踏み入れたくないと思っているかもしれません。

 私が20代の頃、不動産屋に就職したいといっただけで、両親や妻の親にまで、そんなうさん臭い職業はやめてくれと猛反対されました。おそらく世間の評価はいまだに変わっていないと思います。

 そんな世間的な評価はさておき、私が宅地建物取引士をすすめる理由は、パソコンとファックスさえあれば自宅でも簡単に開業でき、成約すれば買い手を紹介しただけで「(売買代金の3%+6万円)×消費税1.08%分」の仲介手数料がもらえるからです。

 仮に、自分が売主から売却を依頼されて、自身で買い手も見つけた場合は、売主と買主の両方からダブルで報酬がもらえます。

 不動産は、個人の方にとって人生で一番高い買い物だと思います。取り扱う金額は住宅1軒でも数千万円になります。1棟もののアパートやマンション、事務所ビルとなると、価格は億を超えることも普通です。

 それに対して最大(売買代金の3%+6万円)×消費税1.08%という仲介手数料がもらえるわけですから、儲からないわけがありません。

 ちなみに、私は自宅で本当に片手間でしかやっていませんが、昨年は7件仲介しただけで1151万円の仲介手数料を得ることができました。

 実は、仲介した7件のうち4件は仲のいい友達や投資仲間の物件でしたので、サービスして仲介手数料は本来いただける額の半額しかもらっていません。仮に正規に請求した場合は、もう368万円増えて1519万円が本来の仲介手数料になります。

 ほかにも、毎年、区分マンションをリフォームして販売したり、新築の戸建賃貸住宅を建てたり、アパート賃貸をしているので、不動産業は、仲介料という手堅いフィービジネスのほか、中古住宅やマンション販売によるキャピタルゲイン収入と、アパートや戸建賃貸住宅からのストック収入の三拍子揃った最強の商売だといえるのです。

不動産屋は毎日が日曜日
 数ある資格の中で、なぜ宅建を選んだのかというと、「誰にでも受験できる四者択一のペーパー試験だったこと」と「街の不動産屋を見ていて、いつも暇そうだったこと」が理由です。

 バブルの頃、再開発事業のコンサルタントをしていたときは、いろいろな商店主の方を見てきましたが、仏壇屋と家具屋と不動産屋はいつも客がいないのに、なぜか羽振りがよかったのです。みんな車はベンツに乗っていました。そんなこともあって、私にとって宅建は唯一取得したい資格でした。

 私が50歳を過ぎて、いざ不動産屋を開業してみると、開店休業、毎日が日曜日で何もすることがありません。

 1年間はまったくやることがなく、家に引きこもって朝から株価ボードを見ながらひたすらデイトレードに専念する日々が続きました。

 2年目になって、せっかく供託金を積んで業者登録をしたのだから、少し回収しなければという気持ちがようやく湧いてきました。でも、売る物件がないので、知り合いの業者さんが売り出していたアパート用地を投資家さんに紹介し、50万円の仲介手数料をいただいたのが初めての仲介です。

 そのとき思ったのは「なーんだ! 他人が売り出している物件に客を紹介するだけで、こんなに簡単に手数料をもらえるんだ!」ということです。

 これに味を占めて、ほかの業者さんが売り出している物件にお客さんを紹介することで、簡単にサラリーマンの年収程度を稼げるようになりました。

 開業6年目になった今も、せいぜい2ヵ月に1件程度の成約ですから、毎日が日曜日状態は続いています。

 

 

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