「ベルヌーイ試行」
ベルヌーイ試行では一般的に、2通りある結果のうち一つを「成功」、他方を「失敗」と考える。 成功する確率をpとすると、失敗する確率は1−pとすることができる。 ベルヌーイ試行の結果は2通りしかないのだから、成功する確率と、失敗する確率の和は1になるのだ。
二項分布
二項分布とは、成功の確率をp、失敗の確率を1−pとする試行をn回行うとき、ちょうどk回成功する確率は、
二項分布の式は、以下の通りです。
P(X=k)=C(n,k)p^x(1-p)^(n-k)
という式で計算できる。
P(X=k) という表記は、「これは、確率変数Xがkであるときの確率を求める式ですよ」と宣言しているわけである。
求めるべきは、「成功する目の出方は何通りあるか」ということである。
これをわかりやすくするために、「1」の目の出方、いい換えるなら成功の仕方について、次のようなパターンに分けてみた。
① 1回だけ成功する(k=1)
② 2回成功する(k=2)
③ 3回すべて成功する(k=3)
④ 1回も成功しない(k=0)
視聴率
「標本数900の場合、信頼度95%で考えると、視聴率10%での、考慮すべき標本誤差は±2.0%」 としている
「視聴率が10%だったとき、実際の視聴率は8.0〜12.0の範囲内に約95%の確率で含まれる