赤毛のアンとADHD
赤毛のアンって皆さん知っていますか?
私は本も読みました(ほぼ覚えていない)し、アニマックスなんかでもアニメを見ていた気がします。
想像力や豊かで感受性が強くて、魅力出来ですよね。
しかし、今話題の発達障害とりわけADHDのような印象を受けます。というか、あれはADHDです。
先生の思考や意図を察している。本質を見抜いているような印象がありますが、ADHD、ADDにはそのような能力が長けています。
また、癇癪持ちで衝動的になってしまう点もありますし、不注意で問題をよく起こしています。あと、ここぞという時にものすごい集中力を発揮するところなんて、まさにADHD特有の過集中です。
ADHDは障害か
昔で言えば個性的、今だと障害になってしまうんですがw
日常生活にちょっと不便なだけで障害扱いはあんまりじゃないでしょうか。
私自身ADHDなのですが、確かに不注意で何度もミスをすることがありますし、部屋が片付けられないし忘れ物も多い。遅刻もする。
しかし、悪い面だけではなくアンのようにいい面だってあるんです。空想好きとか好奇心旺盛なところとか、毎日ワクワクしてますよ。
ADHDの悪い面だけを誇張するのは如何なものかと思います。
多動力とADHD
また、堀江貴文さんの「多動力」がかなり売れましたが、多動力なんてまさにADHDの得意とするところではありませんか。
これからの時代、細かいことはどんどん機械任せになって行くと思います。それこそ、マニュアル人間なんて不要になります。
人間にしかできないこと、人間らしさがより重要になるこれからの時代。ADHDはより活躍することができる環境になっていくと思います。
機械はミスをしません。疲れません。飽きません。しかし、空想することも新しいことを想像(創造)することはできません。(シンギュラリティまでは)
機械が得意なことはあっという間に機械がやるようになります。間違いありません。今では電話交換手という職業はほぼなくなりましたし、エレベーターガールもいません。ドライバーや経理事務、管理の仕事なんかは数十年後には無くなるかもしれません。
そんな時に生き残るのが人間らしさを持つ人だと思います。
ADHDのこれから
いっぱい失敗をするし、いろんなことに興味を持って挑戦する。他人の感情を敏感に感じ取れる。そんな人間臭いADHDの人たちが活躍しやすい環境なっていくと思っています。
私は障害だなんて思いません。
環境が変われば障害ではなく能力に変わります。
今までは、産業革命からの流れで機械的な均一的な人間が求められていました。ADHDはそれに適合しなかっただけの話です
むしろこれからはADHDのような人が求められる時代になるかもしれません。
ならないかもしれませんがw
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